引越し先決定。
本腰を入れて家さがしを初めてから2年。
さらに物件を決め、増築とリノベーションのアイデアを考え、工事が終了して・・と全過程を終えるまでに1年かかりました。
シニアの家探しについてはこちら↓↓
さて・・・
私たちが引っ越す家。
どんなふうに増築&リノベしたのか・・・
記録します。
中古物件を理想の間取りにするために考えたことと、試行錯誤を繰り返しつつ「できること」「できないこと」を選択していきました。
猫と一緒に暮らせる家 | |||
借家 | 賃貸マンション | マンション購入 | 一軒家購入 |
NG | NG | NG | OK |
OKの場合あり | OKの場合あり | 頭数制限あり | OK |
増築とリノベーションの理想と現実
元事務所だった増築&リノベーション物件
前の持ち主さんが事務所として使っていた2階建ての建物。
当然といえば当然?
困ったことにキッチンとお風呂や洗面がありません。
それらをどこに配置するのか?
まず大まかな配置を決めていきました。
土地や建物には固定資産税がかかります。
建物は会社や事務所など営業用に使っている場合と、居住用では固定資産税が異なります。
もちろん会社、事務所>居住用
会社、事務所と居住用は「キッチンとお風呂があるか否か」であり、用途使用を変更する時に現地調査がありました。
私の夢と理想の間取り
それまでに「いつかこんな家に住めたら嬉しいなぁ」とネットで新築の家、リフォームのビフォーアフターの写真を山のように見ていて、憧れや夢は膨らんでいました。
木の香りがするような家がいいな、更地購入を検討していた時にはと大手では◯◯林業、地元でも実績のある工務店から資料も取り寄せました。
(結果的にはボツになりましたが)
そんななかで考えていた理想の家・・・
- 平屋だと最高!
- 目指せ!フルフラットで段差のない家
- ガーデニングのできる庭のある家
- 土間玄関とシューズクローゼットのある家
- 床は絶対にフローリング
- もちろん猫専用の場所がほしい
- 私専用のPCデスク、しかも天然木にしたい
これが実現すれば嬉しいけれど、そうは簡単にはいかず、妥協点を探るしかありません。
結果・・・
平屋だと最高!目指せ!フルフラットで段差のない家庭を作ってガーデニングをする憧れは土間のある玄関とシューズクローゼット- 床は絶対にフローリング
- もちろん猫専用の場所がほしい
- 私専用のPCデスク、しかも天然木にしたい
4つの憧れは却下、でも3つは叶った。
全部って無理なのよね、半分叶えば十分よね、夢と現実は違う、あまり贅沢を言うもんじゃないってことです。
間取りの変更点を考える、現実的に!
建物の前に駐車スペース、裏の空きスペースには当初コンテナが置いてありました。
「どこを」「どんなふうに」するか?
増築する場所は前側にある駐車場スペースか、裏庭しかありません。
事務所だった頃の以前の間取り↓↓
※左側の「SPACE」がコンテナがあった裏庭
全体の構成を考えると、何度も書いている通り新たに造る「キッチン」「お風呂と洗面」を作る場所の確保優先。
さらにはトイレ(昭和の香りのする和式でした)を洋式にするにはどこに設置するのがいいか。
ここまでの段階で工務店さんと何度もアイデアを練り直し、試行錯誤したことか?
よくある間取りは廊下を作って・・・というこんな感じ?
でも上の図のような間取りは限られたスペースの中で、廊下はあまり用途がないような。
その部分の広さがもったいない。
最終的に決まったのは、下の図面です↓↓
増築+室内のリフォームなので、デザイナーさんが希望を聞きながら図面にしてくれる場合もあるかもしれません。
私たちの場合はアイデアを自分たちで考え、簡単に絵を描き、建築屋さんに図面にしてもらっては、ダメ出しを繰り返す方法になりました。
3〜4回打ち合わせとやり直し。
最終的に上の図のように決めました。
理想の家への道はまだ続く
建築屋さんと打ち合わせしているなかで「家を建てる時、最初はご夫婦ともに熱心に考えるんですよ。でもね、ご主人が脱落して、ほとんど奥さんの意見で造る結果になりますよ」という話が出ました。
ん? どうかな?
うちの場合は最初は二人とも熱心で、途中で脱落するのは私かも??? と思ったら、結果的にそうなってしまいました(苦笑)。
リノベーションする時に
- 床は絶対にフローリング
- もちろん猫専用の場所がほしい
- 私専用のPCデスク、しかも天然木にしたい
これだけはゆずれないぞーーーーっ!と言ったのは私なので、以上の3つは私が担当。
で、猫専用の場所は、これもまたネットで様々な情報を集めて「この猫ハウスがかわいい!」だの「キャッウォークを家中にはりめぐらしたい」だの空想にふけっていたので、猫部屋も私担当。
今の猫ブームってすごいですね。
情報がありすぎて、選ぶ側も悩みに悩んでしまい、情報の海の中で我が家の猫たちに本当に必要なモノは何かを見失ってしまいそうなぐらい。
他にもキッチン、お風呂場、トイレ。
どれも種類と色展開がたーーーくさんるのでめまいがしそうに・・・。
ショールームに足をは運ぶ時は、知り合いのその道のプロが付き添ってくれたので、有難いアドバイスをたくさんいただいた上に、ショールームのスタッフさんとのやりとりも専門家同士なのでパパッとすすみました。
結果、どれも寸法にばっちり収まるように選べたので、前出の知人には感謝しています。
他にも壁紙、フローリングの木目、ドアはどうする?
こんなにも決めることがあったんだと改めと思いました。
ちなみに料理は夫もするので、あーたらこうたら相談。
バスルームと洗面を使うのもふたりなので、これも相談。
わたし達も猫たちも快適に過ごせる家造りには、気力と体力が物を言うんだなぁ。
まだ、今の年齢(60代)だからこそ取り組めたのかもしれません。
時々疲れて「もういい!」と工務店さんに丸投げしたくなることもあったのですが(となると、希望通りにはいかない点もあったあもしれない)、夢と現実をしっかり考えながら竣工にいたりました。
引越し場所が決定して、家のリノベーション案ができあがるまでにエネルギーをたくさん使いましたが、今振り返ると「よくぞ新居引越しまで辿り着けたよね」と思います。