猫を飼っているとグッズが増えていく。
そんな猫好きさんはたくさんいらっしゃるでしょう。
我が家もどんどん増えています。
そして引っ越しを機に、さらに増えています。
猫のための便利グッズ、新たに購入したものも含めて紹介します。
猫グッズ、猫のためというより、飼い主のため?
我が家の便利猫グッズ
我が家で使っている猫便利グッズは・・・
- 自動給餌器(うちのこエレクトリック) カリカリマシーンV2C
- 自動給水器(うちのこエレクトリック)プラスアクア
- 猫用水飲みウォーターボウル
- Toletta Cats(ヘルスケアができる猫トイレ)
- 爪とぎ
- キャリーケース
- 見守りカメラ
- にゃんがーど(ねこ工房)
- 小型冷蔵庫 4L
- エアコン
猫をはじめて飼った時は、猫グッズといえば猫じゃらしぐらいしかなくて、猫トイレや猫砂も離れたペットショップまで買いに行く苦労がありました。
それから約30年、いまや猫さま天国?
ネットでポチッとすれば便利グッズが翌日には届くのですから。
ありとあらゆるグッズがあって、(猫が喜んでいるかどうかはわかりませんが)、以前より飼育しやすくなりました。
例えば、はじめて猫を飼う時は「もう旅行なんて行けない」ぐらいの覚悟が必要だったのに、自動給餌器があるし、見守りカメラ・・・とか。
猫は所詮猫よ、と思ってそんな買い物は必要がないと考えた時期もありましたが、最近は便利グッズに支えられて(?)愛猫と暮らしています。
猫を飼うのに最低限必要なもの
猫のためのグッズで最低限必要なのは
- 猫トイレ
- 給餌用のお皿とお水入れ
これがあればこと足りますし、30年前はうちの猫もこれで暮らしていました。
もちろん今でも決まった時間に餌や水を与えて、まめに猫トイレを掃除ができるなら、これだけで猫にはじゅうぶんこと足ります。
ただどんな餌を与えるかは、考える必要がありますね。
(なんでもいいから、と与えると寿命が短くなると聞きましたが、これ、定かではありませんが、私は獣医さんのおすすめを使っています)
まず幼猫と成猫、シニア猫と年齢にみあった餌を与えるのは最低限必要なこと
俗に言う「ねこまんまごはんに鰹節や味噌汁をかける)」。
昔は世間一般的にそれで十分と考えていたました。
今は少なくとも「ねこまんま」はありえないかなぁ?
話がそれましたが・・・
猫グッズって、飼い主は「これは猫のため」と思って購入するものの、本当は飼い主のためでしょ? というものもあるあるです。
とはいえ、「猫のため」と飼い主はお財布の紐をゆるめてしまうのですよね。
猫グッズをつかってみて
猫グッズをつかってみた私の感想・・・。
もし最初に購入するなら、自動給餌器(うちのこエレクトリック)がおすすめ!です。
猫のための自動給餌器・うちのこエレクトリック
自動給餌器は5年ほど前から使っています。(以前は旧モデル)
給餌の時間と量を設定できて、アプリで給餌状況を確認できるのが安心ですね。
スマホに専用アプリをインストールしておけば、ちゃん餌が出たかを確認できます。カメラ付きのモデルなら猫が食べている様子を見ることができて「もっと食べたそう」という時はアプリから手動で給餌することもできます。
我が家がうちのこエレクトリックを使いはじめたきっかけは、どうしても1泊2日留守にすることになった時。
2日分の餌を置いておく? いやいや、それはきっと一気に食べて、あとはお腹をすかせることになるだろうな?
そんな心配なく出かけられました。
・・・で、昨年に外出先で転んで骨折して、そのまま入院、手術となった事件(?)があり、自動給餌器のおかげで助かりました。
猫の世話は日頃私の仕事。その時は主人はトイレ掃除だけで大変だった様子(仕事もある上に入院中の私に差し入れを届けたり忙しかったらしい)、私も給餌器についたカメラで猫たちの様子を見られたので、「あぁ、猫たち元気にしているね、お母さん早く帰るねーーー」と安心できました。
まぁ、シニアですしね、これからも急な入院ってあるかもしれない。1泊2日の予定で出かけても、出先でなにかあって帰るのが遅くなるかもしれない。
急なアクシデントが飼い主におこっても、自動給餌器のおかげでひとつ解決しました。
給餌器からエサが出ることを理解した若い猫は、マシンに体当たりしたらエサがでるんじゃないかとマシンに体当たりのアタックをしていました。
そんな時は自動的に停止機能がはたらきます。でも停電時は乾電池をおくと、マシンにセットした時間通りに給餌されます。もちろん停電しても大丈夫。但し、カメラは繋がりません。
(もちろん猫だけじゃなくて、犬にも使えますよ!)
※但し、餌がケースに十分はいっているか確認は必要。一応アプリが「餌が詰まっている」とか「鰓がない」とアプリで通知をしてくれますが。
猫のための自動給水器・プラスアクア、うちのこエレクトリック
次に購入したのはプラスアクアという、うちのこエレクトリックと同じメーカーが販売している自動給水器。
他にもさまざまなメーカーが給水器を販売していますが、先に購入した「うちのこエレクトリック」の製品が気に入っていたので、迷わずにこれに来ました。
うちの猫の1匹は水道の蛇口から水を飲むのが大好きです。
いつも前足で私をちょんちょんとして「蛇口から出る水を飲みたい」と催促します。
可愛い猫のために労力をいとわないでずっと付き合ってきましたが、高齢になって腎機能が気になっていたところへ、甲状腺機能亢進症を発症していることがわかり、いつでも新鮮な水を飲ませてあげたい・・・、じゃ自動給水器をプレゼントしよう!となりました。
美味しそうに飲んでくれているのが嬉しくて(←飼い主の主観)、さらに7歳になったほかの猫達にも2匹でひとつ、プレゼント。
↑↑水道の蛇口のようなところから、水がちょろちょろ出ます。
プラスアクアはカメラはついていません。
そしてこれは困ったな、と思ったのは停電時に給水できなくなること。
出かける時には別に水のたっぷりはいった器が必要ですね。
人間も猫も食べるものは大事ながら、水分補給できなくなると命の危険がありますから。
そこのところは今後改良してほしいです。
給餌器と給水器を並べると↓↓こんな感じ。
電源コードは現行モデルでは頑丈になっていて、猫がかじっても問題ない仕様です。
でもこの配線どうにかしたい!
なにかアイデアありませんかーーーー?
※これは水がなくなると赤いランプで知らせてくれます。
あとフィルターの交換も必要になるので、定期的にマシンのチェックをおすすめします。
猫用水飲みウォーターボウル
もう自動給水器を飼ったからウォーターボウルはいらないと思い、引っ越しの時に処分してしまいました。
しかし・・・停電すると自動給水器って使えないの?
そうなった時に困るので、陶器のウォーターボウルを買ってしまいました。
これは予定外の買い物。
餌入れ、水入れにそれほどこだわりがなかったので家にあった適当な器を使っていましたが、急にお猫さま専用のお猫さまの水入れを使わせてあげたくなったのです。
あくまで自己満足で、猫のほうは水さえのめれば器なんてどうでもいいのかもしれませんが。
あくまで自己満足で、猫のほうは水さえのめれば器なんてどうでもいいのかもしれませんが。
餌入れ、水入れにそれほどこだわりがなかったので家にあった適当な器を使っていましたが、急にお猫さま専用のお猫さまの水入れを使わせてあげたくなったのです。
あくまで自己満足で、猫のほうは水さえのめれば器なんてどうでもいいのかもしれませんが。
このウォーターボウルは猫が水を飲むのにほどよい高さがあり、底には滑り止めがあり猫がひっくり返すのを防止してくれる造りになっています。
猫に小判かも?
猫トイレ・Toletta Cats
Toletta Catsは猫のヘルスケアする、猫トイレ。
毎日の体重、尿の量などを専用アプリを使って観察することができます。
うちの老猫ちゃんがやたら水を飲むし、尿の量もなんとなーーーく多い。
いつも使っているトイレシートが半日でべちゃべちゃに。
前述のとおり腎臓の働きが少し衰えてきて、さらに甲状腺機能亢進症を発症していることがわった時、最大で6Kgあった体重が5Kgを割るようになって、尿の量を知るために購入しました。
トイレにカメラがついていて、専用アプリで猫の写真を撮り、名前と写真をアプリに登録すると、体重や尿の量を測ってくれるのがすごい!と思いました。
↓↓引き出しタイプのトイレにカメラ、上部にライトあり。
多頭飼いでも、ちゃんと猫の顔を認識できるあたりは「へぇーーー!」と驚きでした。
猫ちゃんがトイレ利用中の様子が自動的に録画されるので、あとで観ることもできます。
(・・・って真剣にトイレ利用中な猫、あまり観たくないですが ^^;)
本体の価格はこの記事を書いている2024年5月現在は9,980円(Amazon)ですが、私が購入した時は5,000円を切っていたので、この機能にしてこの価格ならば・・・と購入を決めました。
(多分なにかのキャンペーンの時に購入したのかな)
しかしアプリを使って記録をするには、サブスクで1匹あたり毎月1,480円かかります。
1年だと17,760円とかなり高額。
1匹は16歳のシニア猫はサブスクに登録していますが、他の子はまだ7歳なので、まだいいかなぁ・・・と登録しませんでした。
だって3匹で年間使用料53,280円はちょっと高すぎ。
ただ、猫がトイレに片足をかけて「やっぱりやーめた」と引き換えした時の重さも測ってしまうので、信頼できる体重がわからない時もあり、このまま使い続けるかどうか迷っているところです。
もちろんアプリの契約をやめても、トイレとしては使えるので、猫の健康が気にある場合は一度使ってみるのもありかも。
スタンド式の爪とぎ
爪とぎは猫の必需品のひとつですね。
これがなければ猫はこっちの壁、あっちのドアと爪とぎしてまわること間違いなし。
(おかげで前に家の壁はボロボロになりました)今はL字になったスタンドタイプの爪とぎを、壁にくっつけて設置しました。
これが気に入ったのか、しょっちゅうガリガリとやっています。
今はL字になったスタンドタイプの爪とぎを、壁にくっつけて設置したところ。しょっちゅうガリガリとやっています。
でも今のところ壁や床に被害なし。
置いたままだと猫がアタックして倒れる、挙げ句のはては、引きずって遊びそうなので、奥に見える格子に強力両面テープで固定しました。
猫ちゃんによってお気に入りになってくれる爪とぎも違いますよね。
今は気に入ってくれてても、このさきどうかな・・・?
そう思ってネットでさまざまなタイプをウォッチしています。
キャリーバッグ
キャリーバッグはどうぶつ病院へ連れていくためには絶対必要なアイテムです。
さらには地震をはじめ、災害が起きた時に猫たちと一緒に避難する時ことを想定した場合も、絶対に必需品。
避難所で受け入れてもらえるかは別として、イザという時のためにすぐに使えるように準備しておくべきですね。
プラスティック製、最近は宇宙船風など素材や形もさまざまで飼いさんが持ちやすく、猫も安心して入れるバッグが一番ですが、種類が豊富だけ何を選ぶか
うちではソフトケースのキャリーを使用しています。
軽くて手で持っても良し、肩にかけるのも良し。
ファスナーで上からと横から出入りできること、メッシュになっているので猫も外の様子が確認できるので、他のタイプより安心でき様子です。
外側に大きめポケットがあるのでお財布と診察券がはいり、キャリーひとつで病院へいくことも可能。
普段から猫の近くに置いて興味を持たせ、猫が自分の臭いをつけておくと、緊急時にも対応しやるくなるみたいです。
猫のための見守りカメラ・EZVIZ Wi-Fi パン & チルト ペットカメラ
新しい家に引っ越す際に、見守りカメラを取り付けました。
EZVIZ Wi-Fi パン & チルト ペットカメラ というの。
猫が何しているのかな? と飼い主が観たいのが一番。
外出先でも様子が観られるのが安心です。たくさんのメーカーが同様のカメラを販売。さまざまですが猫の声を着たり、こちらから話せる音声通話機能があれば十分だし、価格的にもお手頃だったのでこれに来ました。
テーブルの上などに置いて使うこともできます。
今回は天井けに。(別途専用器具が必要)
やっぱり・・・猫あるあるで体当たりで倒したり、遊び道具にされたら困りますから(苦笑)。
私が転んで入院した時、心の支えになってくれたのは猫たち。
あの子たちに早く会えますように!と毎日思っていました。そのためにリハビリも頑張れたしね。
(入院中は看護師さんに「猫に会いたいから早く帰る」といい続けてました)
当時の自動給餌器、数年前のうちのこエレクトリックでした。画質はよろしくなかったですが、「おかあさんだよーーー」と話しかけると猫が反応してくれるのは嬉しかったです。
最新のマシンは高画質で猫が食べている様子もしっかり確認できるし、大満足。
で、この見守りカメラは特に猫のためのものではなく、用途はさまざまであかちゃんや子供さん、親御さんの見守りにも使えます。
専用のアプリをインストールすると、アプリで猫の様子を見たり、猫に話しかけたりもできる、360度回転して自動追跡機能もある、猫が走り回っていたとしてもカメラはあとを追ってとらえてくれます。
画質が良いのは前述の通りで、価格は5,699円、このレベルの画質なおらば納得の価格です。
ただし記録した映像はクラウドに保存されるので、これまたサブスクで月に1,200円。
でもカメラにmicroSDカードを使えばサブスクを契約しなくて録画などができるのでそれで十分ですね。
ねこ工房のにゃんがーど
ねこ工房の「にゃんがーど」は、本来はねこの脱走予防のための扉ですが、うちでは※16歳の超シニア猫のうーにゃと7歳のかーにゃ、きーにゃとは餌の種類が違い、超シニア猫のうーにゃが他の2匹の餌を食べるとよろしくないので設置しました。
まっ、超シニア猫とシニアになったばかりの猫では遊びや生活のペースも違うので、食事時は必ず扉を閉め、昼間は開けっ放しで自分が心地よい場所を選び3匹仲良くすごしています。
これはセミオーダーで設置したい場所の寸法を伝えて、納品まで1ヶ月ぐらい。
つっぱり棒を使うので賃貸でもOK。
うちはにゃんがーどが設置できる最大幅を超えていたので、左側に大工さんに壁を造ってもらいました。
こういうの・・・DIYで自作される方も多いのですねぇ。いろいろな写真と記事を見て自作を考えましたが、飼い主もシニアだから(苦笑)、大変そうで諦めました。
結構なお値段でした(涙)。
小型冷蔵庫
最近追加で購入したのは小型冷蔵庫。
なんでそんなものが猫に必要?
なわけですが、猫の缶詰を使い切らなかった時、保存するために使っています。
冬の間はラップをして外に出しておけば大丈夫でしたが、やはり春先から気温があがりはじめてどうやって保存しようか?と考えた末、小型冷蔵庫にしました。
4Lで持ち運びできる、車にも載せられるという小さなもので、ビールや飲み物を冷やすのにちょうどよいサイズらしい。
幅19cm、奥行き25cm、高さ27.5cm。
少しレトロなおもちゃみたい!とポチッと購入しましたが、プラスティックの質感も、内部の造りもおもちゃチック。でも猫の缶詰を1〜2個いれるのには十分な大きさです。
価格は6,250円。
もちろん普通の冷蔵庫の片隅に保管すればよいのですが、猫の餌は特有の臭いがします。
わたしは「かわったツナ缶の臭い」ぐらいにあまり気にしませんが、嗅覚は人によって番うので、夫は気になったしかたない様子。
ラップして外に置いていた時から「なにか置いてる?」というほど、嗅覚がすごい!
これを解決するのに猫専用の冷蔵庫が必要になりました。
4Lで持ち運びできる「車に乗せられてビールや飲み物を冷やすのにちょうどよいサイズ」「夏には「化粧水を冷やすのにもおすすめ」だそうです。
冷やす以外に、保温機能もついています。
レトロ感のあるグッズ好きなら方なら、オブジェとして置いてもいいかも。
猫缶保存には保冷バッグを利用したこともありますが、それでも半日から1日ぐらいならOKですが、人間が食中毒になりやすい春先以降は猫にも注意を払ってあげなくては!です。
猫のためにエアコン
いまや夏にはクーラーなくしては過ごせなくなりました。
これは人間だけでなく猫も同じですね。
新しい家では猫の部屋を作っていまいました。
(これについてはまた別記事で)
風通しは考えて造ってもらいましたが、やはり夏場を考えると「クーラーいるよね?」となりまして、取り付けた次第です。
まだクーラーは使っていませんが、暑がりさんがいたり、風があたるのを嫌がる子がいたりと人間同様に猫の個体差もあるし、クーラーは弱にして扇風機を使うか、どうすれば熱中症対策ができるのかはわかりませんが、あーーーーっ、猫のためにクーラー付けちゃった、と猫バカな出費を苦笑しています。
猫のために本当に必要なものは何?
こうやって書き出してみるといろいろ購入していることに飼い主としてびっくり。
いえ、本当はあんなのやこんなのも、もっと飼ってあげたいと思う。
そして「それって飼い主のエゴ? 猫は喜んでいる? 迷惑に思ってない?」と自問自答します。
でもうちの子達にできるだけ安心して、楽しい猫生を送ってほしいと願うお節介な親心です。
一時はあと何匹か猫を飼いたいと考えましたが、シニアが新しく猫を迎えることは体力的にむずかしいです。しかも一匹一匹にできるだけ心地よい暮らしを提供するのは、飼い主もしんどくなってくるので、引き取られる猫からしても迷惑なお話、と諦めました。
だったら、今いる子たちに「このお家で暮らせて嬉しい」と思ってほしくて、ついついネットでポチッとしてしまうのです。
猫たちがそれをわかってくれているかどうか、猫に聞いても答えなし(苦笑)。ものより愛情だよ!と思う時もありますが、やっぱりポチッとしてしまう。
なんやかんやで増加中の我が家の猫グッズをご紹介しました。